Amazonのオーディオブック、Audible(オーディブル)が2022年1月27日より聴き放題に変更になりました。
何がどう変わったの?
これまでは買い切りだったのが、聴き放題になったんだよ
この記事では、Audible(オーディブル)がコイン購入制から聴き放題に変わったことで、変更になった点、変わらず使える点を紹介します。
この記事でわかること
・Audible(オーディブル)が聴き放題プランに変更したことで変わった点がわかる!
・これまでのAudible(オーディブル)と、変わらず使える点もわかる!
※現時点(2022年6月時点)の内容に加筆修正をしています。
AmazonのオーディオブックAudible(オーディブル)が聴き放題に変更!
世界中で40万冊以上のタイトルのオーディオブックを配信しているAudible(オーディブル)。
2022年1月27日より、買い切りのコイン制から聴き放題へ変更になりました。
これまでは、Audible(オーディブル)のオーディオブックが購入できるコインが毎月1枚配布され、オマケとして無料でオーディオブックが貰えるというサービス内容。
そのAudible(オーディブル)が、聴き放題対象の作品は限られますが、月額料金内で何冊でも聴き放題に変わったのです。
そもそもAudible(オーディブル)とは?
一応、Audible(オーディブル)について簡単に説明しておきますね。
Audible(オーディブル)は、Amazonが提供しているオーディオブック配信サービス。
欧米では1990年代からオーディオブックは読書の新しい形として認知され、多くの人が利用。
日本では、Audible(オーディブル)がAmazonの子会社となったことで、日本でのサービスが始まりました。
いまや、日本国内でオーディオブックを配信しているサービスは20以上。
その中でも、AudibleはAmazon会員(無料会員含む)であれば、申し込みが簡単にできるため、使っている人が多いサービスなのです。
実際、登録はとても簡単ですよ
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Audible(オーディブル)のどこが変わった?変更点を5つ紹介!
では、そのAudible(オーディブル)ですが、どんな点が変わったのでしょうか。
これまでのAudible(オーディブル)は、全て買い切りでした。
月に1枚、好きなオーディオブックを交換できるコインとタイトルは選べませんが無料で1冊貰うことができましたが、月額料金内では2冊までしか聴けなかったのです。
それが、月に何冊でも聴くことができる、聴き放題プランへ変更。
では、聴き放題プランに変更になったことで、どのような点がこれまでと大きく変わったのでしょう?
変更になった点をチェックしていきますね。
変更点①:オーディオブック12万作品が聴き放題に!
Audible(オーディブル)の最大の変更点は、なんといっても、プランが聴き放題になったこと!
2022年1月27日からは、Audible(オーディブル)で配信されている全てのオーディオブックのうち、12万作品の中から、月に何冊でも聴くことができるようになりました。。
全てのオーディオブックが対象ではありませんが、オーディオブック、ポッドキャスト含め、12万作品もの中から作品を好きに選んで聴くことができます。
これまでは、月額料金内では2冊までしかオーディオブックを聴くことができなかったのが、聴き放題になったことで、様々なオーディオブックが聴けるように!
Audibleのオーディオブックは高いので月額で2冊読めるとはいえ、1冊しか好きな作品を選べないので、割高な気がしていました。
サービスのオーディオブックが自分的にハズレの月は…損した気分に…(汗)
聴き放題になったことで、聴ける本が気兼ねなく聴けるようになった!という人も多いでしょう。
また、聴き放題なので、初心者でも挑戦しやすくなった!といえると思います。
変更点②:ストリーミング再生が可能に!
聴き放題プランに変更になったことにより、パソコンからもスマホからもストリーミング再生ができるように変わりました!
これまでのAudible(オーディブル)は基本ダウンロード。
パソコンからもスマホからの専用のアプリがあり、それにダウンロードしてオーディオブックを聴く仕様でした。
一応、パソコンからのみ、Audibleの「マイページ」からストリーミング再生ができましたが、この仕様を知らない人も多かったようです。
聴き放題プランに変更に伴い、Windows版のアプリが提供中止になったため、パソコンからはストリーミング再生のみに仕様変更されました。
スマホからは専用のアプリでダウンロードして聴くことはもちろんですが、ストリーミング再生で聴くことも選べます。
Wi-Fi環境化であっても、その都度ダウンロードしなければならなかったのが面倒だと感じていたので、その点は便利になったと思います
変更点③:コイン制が廃止!作品によっては割高に…
これまでは、コインを買い、そのコインと好きなオーディオブックを交換するという仕様でした。
コイン制の廃止はAudible(オーディブル)の大きな変更点と言えると思います。
月に1枚配布されるコインで、好きなオーディオブックと1冊交換。
1冊しか選べないとはいえ、Audible(オーディブル)のオーディオブックは高価なため、紙の本と変わらない価格で手に入れることができるためお得ではありました。
コイン制は好きなオーディオブックを何回も繰り返し聴きたい人や、特定のシリーズ作品をオーディオブックで買いたいという人にはコイン制の方が向いていたでしょう。
しかし、たくさんのオーディオブックが聴きたいという人や、安くすませたいという人にとって、月に1冊しか選べないのに、月額1500円は少し割高であったと思います。
実は私も月に1冊しか選べないのに1500円は高いと思ってました
実際、聴き放題プランに変わったことでたくさんのオーディオブックが聴けるように!
たくさん聴きたい人には使いやすくなったといえるでしょう。
聴き放題にはデメリットも…
聴き放題に変わったことはメリットが多いような気もします。
しかし、聴き放題対象のオーディオブックは、Audible(オーディブル)の特徴でもある40万冊以上の作品の全てが対象ではありません。
それがデメリットとなることもあります。
例えば、小説などのシリーズものなどがそうでしょう。
例えば、人気作品のシリーズ小説、西尾維新・著の「物語シリーズ」ですが、途中までは聴き放題プラン内で聴くことができますが、途中の巻から購入しないと聴けなくなっています。
「物語シリーズ」のオーディオブックは巻によって違いますが、1冊が3000円~4000円程度もします。
会員価格で30%オフで購入できるとはいえ、1コイン…月額1500円で購入できていたことを考えるとかなり割高になります。
シリーズ作品をこれまで買って集めていた人にとっては、聴き放題に変わったことで使いにくく感じるのではないでしょうか。
私はシリーズ作品は聴いていませんでしたが、欲しいと思った本が聴き放題対象外でした。
Audibleはオーディオブック自体が他のサービスより高く、専用のアプリでしかダウンロードできないので購入意欲がわかないんですよね…
聴き放題プランに変更になったことでよくなったことがある反面、使い方によっては前の方がよかった…と感じる人もいると思います。
変更点④:Windows10版のアプリ提供が廃止され聴き放題非対応に!
これまでのAudible(オーディブル)はスマホ用のアプリの他にWindows10版のアプリがありました。
しかし、聴き放題プランに変更に伴い、パソコンで使えるWindows10版アプリの提供が終了に。
便利だったのに、終了になってショックです!
聴き放題プラン対応するためにAudibleのアプリを最新版にする必要があります。
しかし、アプリの提供が終了したため、パソコンからはAudibleのアプリの更新ができず、聴き放題プランに変わったAudible(オーディブル)を利用できなくなりました。
パソコンから聴くには、ストリーミング再生で聴くことで対応可能ですので、パソコンから聴けなくなったわけではないので安心してくださいね!
もし、既にWindows版のAudibleアプリをダウンロード済みの場合、購入したオーディオブックのみダウンロードして聴くことは可能。
もちろん、これまでにダウンロード済のオーディオブックはこれまで通りアプリを使って聴くこともできます。
アプリが提供終了になったため、パソコンを買い替えた場合、基本パソコンからはダウンロードして聴くことができなくなります。
アプリの更新がなくなったため、今後のバージョンアップによっては、パソコンにダウンロード済みのアプリを使ってダウンロードできなくなる可能性もあるでしょう。
今のところ、Windows版のアプリでダウンロードして聴くことはできますが、今後はどうなるかわからないですね(2022年6月現在)
スマホ版の方はこれまで通り聴けますが、スマホの容量が小さい人にとってちょっと不便になりますね。
変更点⑤:オーディオブックの返品ができなくなった
「返品が可能」はAudible(オーディブル)のこれまでの大きな特徴でありメリットでもありました。
しかし、聴き放題プランへ変更に伴い、会員特典の一つであった返品ができなくなったのです!
「返品」は他のオーディオブック配信サービスでは実施されておらず、目玉特典ともいえる内容であったため、これは聴き放題プランのデメリットといえます。
聴き放題プラン内で聴けるオーディオブックの場合、返品できなくても問題はないでしょう。
たしかに、聴き放題なら合わなかったと思っても聴くのを辞めればいいだけで、返品の必要はないですね。
Audibleでは聴き放題プラン内でしか聞いていないので、合わなくて聴くのを辞めた作品はありましたが返品を考えたことはないです
しかし、Audible(オーディブル)の聴き放題対象外のオーディオブックを購入したい場合は気を付けなければなりません。
Audible(オーディブル)のオーディオブックは、価格が他のサービスより高額。
また、オーディオブック拡張子が「.aax」とAudible(オーディブル)独自のファイル形式になっています。
そのため、Audible(オーディブル)のアプリを持っていないと聴くことができないのです。
Audibleのオーディオブックは「.aax」という聴きなれないAudible独自のファイル形式です。専用のアプリでしか聴くことができません。
せっかく高いお金を払って購入したのに、聴けないから、内容が気に入らなかったなどの個人的理由では返品はできませんので、注意しましょう。
ただし、不具合などがあった場合は受け付けてもらえることもあるようなので、カスタマーサービスに問い合わせしてみてくださいね。
Audible(オーディブル)の変わらない点は?5つ紹介!
では、Audible(オーディブル)にこれまでのサービスと変わっていない点はあるのでしょうか。
これまで通り、使えた点を紹介します。
変わらない点①:月額料金はそのまま!月額1500円
聴き放題プランに変更になったことで、月額の料金はいくらになったの?と気になった人もいるはず。
月額1500円で1冊好きなオーディオブックと一冊交換だったわけだから…高くなるの?
実は………月額料金は変わりません!
月額1500円で使えるよ~
サービス内容は変わりましたが、月額料金は1500円のまま!
紙の本だと1500円以上する書籍が多く、また、オーディオブックは紙の本よりも高額であることを考えると、月額1500円で何冊も聴ける聴き放題はお得だといえるでしょう。
変わらない点②:初回利用は30日間無料のお試し期間あり!
Audible(オーディブル)に登録すると、初めての利用に限り、30日間の無料お試し期間があります。
お試し期間は、聴き放題プランに変更後も変わらずあります!
試すのをためらっていたのなら、いい機会かも!
Audible(オーディブル)は月額1500円と、Amazonのkindleアンリミテッドや他の配信サービスに比べても少しお高め…
なので、使うのであればお試し期間があった方がいいですよね!
現時点で、聴き放題プランの無料お試し期間があるのはAudible(オーディブル)だけ。
オーディオブック初心者が初めて利用するのであれば、Audible(オーディブル)は始めやすいと思います。
もし、お試し期間だけで利用を辞めたい場合は、30日以内にAudible(オーディブル)のマイページから手続きをすれば、簡単に解約できますよ。
Audible(オーディブル)の解約の方法はこちらの記事で紹介しています。参考にしてくださいね。
変わらない点③:ポッドキャストも変わらず聴き放題!
ポッドキャストは変更前から聴き放題でしたが、もちろん聴き放題プランに変わっても引き続き聴き放題です!
聴き放題プランに変更してから、番組がリニューアルされたり、新しく始まった番組も!
自己啓発からバライティー、落語、有名人が配信するコンテンツなどなど!
面白い番組がたくさんあるので聴いてみる価値はありますよ!
これまで利用していた人は自動更新されなくなっているので注意!
ポッドキャストは引き続き、月額料金内で聴くことができます。
が、仕様変更されたことで、これまで番組を利用していた場合、何もしないと新しい回が更新されなくなっています。
同じ番組を引き続き聴くためには、Audible(オーディブル)のページに行き、「フォローしてライブラリに追加」を押す必要があります。
更新が突然途切れたから、配信が終了したのかと思った…
違うよ(汗)
聴き放題プランに変更になったことで、自動更新が止まったみたいなんだ。面倒だけど、もう一度登録する必要があるってわけ。
該当のポッドキャストのページに行ってボタンを押すだけだからやってみて~
そうなんだ~
良かった!新しい回が更新されてるからやってみるね!
更新されなくなった…
と、思ったら、問い合わせる前に、該当のポッドキャストのページに行き、「フォローしてライブラリに追加」をしてくださいね!
変わらない点④:コンテンツ数は40万冊以上!
Audible(オーディブル)で配信している作品のコンテンツ数は40万以上!
これは今まで通り!
作品数に変更はありません。
そのうちの12万冊以上が聴き放題!
新作は随時、増えているので、これからももっと増えていくはずですよ!
変わらない点⑤:Audible(オーディブル)会員なら30%オフで購入できる
Audible(オーディブル)の会員になると聴き放題対象外のオーディオブックも30%オフで購入できます。
これも聴き放題プランに変更前と変わらず、一緒です!
Amazon会員であればオーディオブックは購入できますが、定価での販売。
定価だとオーディオブックはかなり高額になります。
少しでも安く買えるのはありがたいですよね。
Audibleのオーディオブック購入は高額になるので注意!
月額1500円のAudible(オーディブル)の会員になれば、オーディオブックが30%オフで購入できます。
これまでAudible(オーディブル)が取り入れていたコイン制が廃止になったことで、オーディオブックの購入は会員になり30%オフで購入する、という方法が一番安くなりました。
しかし、他の配信サービスに比べると、なぜかAudible(オーディブル)のオーディオブックはお高め…
他の配信サービスでは1500~2000円程度のタイトルがAudible(オーディブル)では3000円もします(※タイトルによります)
3000円の30%オフで購入できたとしても2400円。
他の配信サービスでは2000円を超えて販売している作品はそれほど多くありません。
はっきり言ってしまうと、ポイント制でオマケがあることを考えると、audiobook.jp(オーディオブックジェイピー)やListenGo(リスンゴ)の方が安く買うことができます。
また、Audible(オーディブル)のオーディオブックは専用のアプリでしか聴けない独自の形式。
今回の変更でパソコンで聴けるWindows版のアプリが配信停止になったことを考えると、購入しても将来聴けなくなる可能性もないとは言えないでしょう。
Audible(オーディブル)でしか配信していないオーディオブックの場合、仕方ないですが、購入する場合は、慎重になった方がいいかもしれません。
利用者の増えつつあるオーディオブックの提供が終了するとは考えにくいので、おそらく大丈夫だと思いますが、デジタルコンテンツである以上、購入する場合はリスクも考えておいた方がいいでしょう。
Audible以外のオーディオブックが気になる人はこちらの記事もどうぞ!
【番外編】変わらない点:コインが残っていればコインでの購入も可能
最後に番外編を。
オーディオブックの配信が聴き放題プランに変更に変わったことで、これまでのコイン制は廃止されました。
しかし、コインを使わず持っている人も…
残ったコインはどうすれば…
心配ありません!
コインは今まで通り使えます!
1冊、好きなオーディオブックと交換できます!
ただし、返品はできなくなっていますので、間違って購入しないように注意してくださいね。
また、コインの使用期限はコインの入手から半年以内です。使えなくなる前に利用してください!
聴き放題プランに変更になってから、半年経とうとしてます!
早めに使ってくださいね!(2022年6月現在)
聴き放題プランで始めやすくなったAudibleを使ってみよう!
Audible(オーディブル)が聴き放題プランに変更になったことで、敷居が低くなり、本をたくさんオーディオブックで読みたい人には利用しやすくなりました!
変更点をまとめてみると…
聴き放題プランに変わり変更になった点
これらの点が大きく変わりました。
聴き放題に変わり、返品ができなくなった点とPC版のアプリがなくなったことは大きな変化だと思います。
変更になってない点は以下のような変がありました。
聴き放題プランになっても変わらない点
使いやすい点は基本そのままで、聴き放題プランに変更になったという印象です。
しかし、購入してじっくり聴きたい、同じシリーズの小説だけ聴きたい人には少し使いにくくなったかもしれません。
個人的には、パソコンで聴けるWindows10版のアプリが配信停止になったことがショックでした…
デメリットもありますが、聴き放題プランになり、12万冊以上のタイトルが聴けるのはとても便利!
この機会にAudible(オーディブル)でオーディオブックでの読書を始めてみることをオススメします!
こちらの記事ではAudible(オーディブル)の他、おすすめのオーディオブック配信サービスを紹介しています。参考にしてくださいね!